社会保険労務士の試験は非常に難関かつ大ボリュームの学習内容となりますので、独学での合格は非常に厳しいものとなります。
当記事では、スタディングの社労士講座について、その特徴から評判や口コミなどをご紹介し、受講すべきかどうかの判断材料となる情報を解説します。
スタディング社労士講座のテキスト
スタディングの社労士講座のテキストは以下のような特徴があります。
特に2025年講座から少し改良されました。
フルカラーで視覚的に理解しやすいデジタルテキスト
スタディングのテキストはスマートフォンやタブレット、PCで閲覧可能なデジタル形式で提供されています。
フルカラーで構成されており図表やイラストが豊富に使用されているため、視覚的に理解しやすい設計となっています。
また検索機能を活用することで特定の用語やテーマを迅速に確認することができます。
このようなデジタルテキストは通勤時間や空き時間を活用した学習に適しており多くの受講生から高評価を得ています。
2025年講座から紙テキストがセットに
これまでスタディングの社労士講座はデジタルテキストのみの提供でしたが、2025年講座からは紙のテキストがセットで提供されるようになりました。
これにより紙のテキストで学習したいという受講生のニーズにも対応しています。
紙のテキストがあることで書き込みやマーカーを使った学習が可能となり学習スタイルの幅が広がりました。
社会保険労務士の学習分野はほぼ法律系の内容となっており、1文章が非常に長かったりカッコ書きが多用され、スマホでは文章を追いずらいといった難点がありましたので、今回の改良に至ったのかと思われます。
スタディング社労士講座の勉強方法
スタディングの社労士講座を最大限に活用するための勉強方法について解説していきます。
1. 基本スタイル:スキマ時間活用型
スタディングの講義は短時間動画(1本10~15分)が中心となってます。
通勤時間・昼休み・就寝前など1日のスキマ時間を活用して「毎日学習」していくことが大前提となってます。
その時々の学習環境に応じて倍速再生(1.5倍〜2倍)を駆使して時間効率を最大化するのが短期合格者の共通したやり方です。
2. 学習ステップ
スタディングで学習を進めるなら以下のような流れになります。
(1)講義動画視聴
まずは重要論点に絞った講義動画を一通り見て全体像を掴む。
「理解」より「全体の流れ把握」が目的。
(2)スマート問題集でアウトプット
講義後すぐにスマート問題集(確認テスト)を解く。
最初は間違えてOK。とにかく手を動かすことで記憶に定着。
(3)復習モード(間違えた問題だけ)
スマート問題集は間違えた問題だけ再出題できる機能あり。
定期的に「復習リスト」を見直して、間違いを減らす。
(4)直前対策セットで実戦練習
本試験1〜2か月前からは「過去問セレクト」と「予想問題集」中心に切り替え。
直前期は「過去問80%、新規インプット20%」くらいのバランスに。
3.勉強スケジュール例(1年間プラン)
社労士講座(1年間)の勉強スケジュールの概要は以下の通り。
時期 | 内容 |
---|---|
8月〜12月 | 講義動画+スマート問題集で基礎固め |
1月〜3月 | 本格アウトプット開始(過去問演習スタート) |
4月〜6月 | 模試や答練を活用して実戦力UP |
7月〜本試験直前 | 過去問+予想問題中心、弱点克服 |
もちろん、人によっては仕事の都合とかいろいろな事情があるかと思います。
スタディングには学習の進捗を管理する機能もありますから、ある程度ペース配分を調整しながら進めていくのが良いかと思われます。
こういった感じで学習の実績が可視化できます。
今日で去年の1月から社労士の勉強を始めて1400時間が経ちました
当初より2025年に社労士になるという夢をもってここまでやってきました
あと4ヶ月弱
何とか諦めずに夢を叶えたい#社労士 #スタディング pic.twitter.com/pziU6izx1J— ZED@オレは2025年までに社労士になる! (@ZeeeeeeeD) April 8, 2025
勉強方法の注意点とまとめ
社労士試験の勉強での注意点はこちら
- ペース管理が最重要:遅れると挽回が難しいので、進捗管理ツールを毎日チェック。
- アウトプット中心に:インプットばかりだと伸びないので、問題演習に早めに移行。
- 労基法・社一・年金法は特に重点的に:配点が高く、得点源にしやすい科目!
スタディング社労士講座は「短時間×高効率×スマホ学習」を極めるのが合格するための秘訣となります。
合格に必要な学習材料は全て揃ってますので、あとはあなたがどう活用していくかですね。
スタディング社労士講座の合格率
令和6年度のスタディング社労士講座の合格率は30.96%(参照元:公式サイト)
全国平均合格率6.9%に対して、約4.5倍の合格率を達成してます!
ちなみに令和5年度のスタディング社労士講座の合格率は28.8%
全国平均の合格率6.4%でしたので、この年も約4.5倍の合格率ですね。
スタディングが実施した「試験成績通知書アンケート」の集計結果に基づいており、467人の受講生にアンケートを依頼し、191人から回答を得た中で55人が合格したという結果から導き出された合格率なので、正確とは言い切れないものの、ある程度の目安になると思います。
令和5年度では他の受験サービスでも合格率が好評されてたので比較してみましょう。
講座名 | 合格率 |
---|---|
スタディング | 28.8% |
アガルート | 33.85% |
フォーサイト | 26.4% |
スタディング社労士講座は受講生の自己管理やスキマ時間の活用を前提とした学習スタイルでありながら、高い合格率を記録しているのは興味深いですね。
スタディング社労士講座の合格体験記
スタディングの公式サイトに合格体験記が多数掲載されてました。
スタディングさんは、動画もテキストも問題集も全部スマホで完結しているため、電車内でも勉強しやすく、また、勉強時間を記録してくれるので、モチベーションの維持に役立ちました。(出典:スタディング公式サイトより)
スタディングの社労士講座の価格は他の通信講座と比較して格段に安いというのが魅力的ですが、講座の内容もしっかりしているところが驚きです。価格が安い分内容が薄いということは全くありません。(出典:スタディング公式サイトより)
早苗先生の講義は法の成り立ちや背景を図と解説を交えて説明してくれるので初学でも理解しやすかったです。問題を解いてるうちに自分の得意分野、苦手分野が綺麗に分かれ、AI学習も忘れた頃に問題を出してくれるのでよく活用しました。(出典:スタディング公式サイトより)
勉強仲間のタイムラインに毎日学習時間を投稿することを目標にしていました。次第にタイムラインでのやりとりが増え、通学しているのと同様に仲間ができ、また、AI学習プランやAI実力スコアで進捗を確認することも励みになりました。(出典:スタディング公式サイトより)
これを読むと「本当にスマホで完結するんだ!」って納得できるかと思いますし、価格が安いからと言って内容が薄いわけではないというのが伝わってきますね。
X(旧Twitter)にも合格された方のポストがありました。
無事合格してたーー、最後の最後までマークミスが怖かった😭
合格に導いてくれたスタディング、社労士24には本当に感謝しております、ありがとうございました!!!#社労士試験#スタディング#社労士24— ぽんずマン(令和7年9月開業予定) (@soisoimaru) October 2, 2024
社労士試験
合格してました🌸
嬉しさ😄とホッした脱力感🫥
が入り混じってます💦スタディング社労士講座
早苗先生及び関係者の皆様、
フォロワーの皆様、
支えてくれた家族に感謝です🙇#社労士試験#スタディング— Kage|社労士事務指定講習中 (@mkage15) October 2, 2024
社労士講座の合格祝賀会は2024年から始まったようですね。
2020年から始まったスタディング社労士講座、5年目にして合格祝賀会を初開催です。
実現した運営チームすごい!
私は2020年第1期合格者として参加します!
生の早苗先生に会ったことのある受講生は実は私だけでした。
今回、多くの方にお越しいただき、直接早苗先生とお話しいただければと思います! https://t.co/PIqYVP2Ca5— 疋田大/京都の社会保険労務士 (@hikitadai) October 4, 2024
スタディング社労士講座の合格祝賀会に参加して参りました。
男性93名、女性57名の計150名が参加されていました😆
私自身は2022〜2023に受講後、2024は受講していないものの、2020年からの合同祝賀会ということ参加させていただきました🎉
♯スタディング ♯合格祝賀会— タジヤギ@R6年度社労士試験&行政書士試験合格 (@tajiyagi) December 1, 2024
早苗先生めっちゃ人気ですね!
こうやって実際に合格された方のコメントを見ると、「自分にもできそう!」って思えますよね。
もちろん、とんでもない努力をされた方達のコメントであることは忘れてはいけませんが、合格した暁にはこうやって後に続く人たちに希望を持たせてあげられると思うと、よりやる気が湧いてくるんじゃないかと思います。
まとめ
スタディング社労士講座の特徴や活用法、実際に合格した方の声などを紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
AIを活用した現代ならではの学習ツールを駆使して、全国平均を超える合格率を叩き出す仕組みが出来上がってるわけですので、あとは踏み出すかどうかだけです。
もちろん、向き不向きはあるかと思いますのでご自身のご都合に合ったサービスをご検討いただくのも立派な判断だと思います。
もし迷われているのであれば、受講料が圧倒的に安いスタディングは真っ先に検討する価値があると思います。